こんにちは。みどりのへやblog管理人の柏木です。
今回は、私の娘との実際のやりとりを振り返りながら、「自信がもてない・自分を責めてしまう子どもへの自信の持たせ方」について考えてみます。
娘の気になることば
私の娘はこの投稿を書いている時点で、4歳です。最近、こんなことを言うことが増えました。
「あぁ、〇〇(名前)のバカ」
「〇〇、どうせなんにもできない」
「〇〇、ちっぽけ」
こんなことを立て続けに言うものですから心配になりました。親として、娘にどう接し、何を伝えたらよいか…。現状から見えることと、どんな対応ができるか考えながら試してみたことを共有します。
気になることはどんな状況で表れているか?
何度か上記のような娘の言動がありましたが、どうやら「怒られる」「注意される」ことが引き金となってこういった発言をしている場面が多いようでした。
また、
・幼稚園の担任の先生にこの様子を話したところ、幼稚園で「自分をバカ」という様子はなく、むしろ周りの皆を助けようとしたり、先生の言うことを聞いてくれる頑張り屋さんだということ
・家でのみよく弱気な発言をしている
ことから、家での関わり方を変えてみることで、望ましくない循環を変えてみるのがよいのではないかと考えました。同時に、両親共働きで普段幼稚園にいる時間に比べて家で過ごす時間が少ない娘に対して、注意や「~するべき」というメッセージが多くなっていたのかもしれない、と反省する出来事となりました。
娘は何を望んでいるか?を理解する姿勢
娘が私(母)に対し、「〇〇のこと、バカだと思ってるんでしょ」と言うとき、(本当は、お母さんにそんな風に思われることを望んではいない)という雰囲気を感じました。これは娘の表情だったり、話し方だったり、言葉以外のメッセージを感覚的に受け取って私が感じたことです。
私は、「もっと娘のことを理解したい」、そして「娘にそれを伝えたい」と強く思いました。
「バカだなんて思っていないよ」そう伝えた私は、「そんな風に思われていたらどんな気持ち?」ということも聞いてみました。
すると娘は少し考えて「かなしい」と応えました。そして「〇〇、もっとほめられたい」という気持ちを私に教えてくれました。
娘が望むことは、もっとお母さんやお父さんにほめられたい、認められたい、そんな気持ちなんだということを理解しました。
まとめと、試していったこと
まず気になることがあった時、現状どんな場面で、どんな様子が表れているか、事実関係を一旦整理してみることが大事かと思います。
親が感情的に自分の子どもへの関わり方を責めてしまう、反対に「そんなことはよくない」と子どもを説得しようとしてしまうことはよく起こりえますが、そうしても気になることの直接の解決にはなかなか至りません。また、家ではなく、通園先や通学先、外の世界とのつながりの中で生じているものもあるので、一旦全体を俯瞰して考えることが子どもの理解のためには必要になってきます。
現状を整理しながら、子どもの本音や気持ちのかけらがぽろっと見つかることがあります。娘の場合それは、「親にもっとほめてもらいたい」という気持ちでした。
次回、実際に私が試していったこと(現在進行形で行っていることでもあります)について書いていこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。