先日の「みどりのへや」の活動日のこと。
5組8名の親子さんがいらっしゃいました。きょうだいを連れて来られる方も、多いです。
よく来て下さるお母さんと、初めましてのお母さん、後から来た別のお母さん、
来室の時間はばらばらですが、聞いてみると皆お知り合い。このひろばを待ち合わせにして来たということでした。
お互いの子のこと、普段の様子も知っていて、子ども同士がちょっと小競り合いのようになっても「ほらほら~こっちにも(ボール)あるよ~」「(怒っている顔も)かわいい~」と見守りながら緩やかに介入していく、柔らかい雰囲気がありました。
後から生後数か月のお子さんとそのお母さんが初めて来室されました。「初めて児童館に子どもと来た」とのことで、分からないことも多いと初め緊張もされていましたが、参加者のお母さんが初めての親子さんに話しかけながら、また輪が広がっていました。
こども文化センター、児童館、支援センターなどを利用する時、子どもを遊ばせながらも「周りの子に自分の子が迷惑をかけないように」と気を張りながら過ごされる方もいるかもしれません。
でも、この日の雰囲気のように、緩やかに繋がって、顔見知りになり、お互いのことも知っていく中で、この場所が待ち合わせ場所としても機能していく。冒頭で待ち合わせをしていたとお話したお母さんたちは、こども文化センターの飲食スペースで子どもたちにご飯を食べさせつつ、またお互いの話に花を咲かせていました。
リラックスして育児のことが話せる場として来ていただいている方がいることに、スタッフとして見守りながら嬉しくなりました。
「地域の中の待ち合わせ場所」。こんな場所が増えたら、増やせたらいいな、と思うのでした。