今回はねんねしながら行えるふれあい遊びのご紹介、第一段です。
特にまだ首が座っていない生後0か月~2、3ヶ月の時期の赤ちゃんでも取り入れやすいものになります。
首が座る前は、揺らしたり大きく動かすことはせず、赤ちゃんの体をなでたりさすったりしながら楽しむとよいでしょう。
てくてくからださんぽ
お母さん・お父さんが人差し指と中指を交互に赤ちゃんの体の上を歩くように動かしていきます。図の点線をなぞるように、「てくてく」「とことこ」などと声をかけながら、赤ちゃんの反応を見ながら行っていきましょう。
途中でぴたっと止まったり、リズムの強弱をつけたり、手のひら、足の先までたどりついたらやさしく握ったり。
赤ちゃんが、自分の体に対する意識を持つ基礎をつくっていくことも期待できます。笑顔で語りかけながら、体への意識を促していきましょう。
いちり
一里、二里…というのは距離を表す単位ですが、四里(しり)と尻(しり)をかけたというのがおもしろい、日本に伝わるわらべうたの一つです。
①いちり
「いちり」と声をかけながら、両足の指をやさしくつまみます。
②にり
「にり」と声をかけながら、両足首をやさしくつかみます。
③さんり
「さんり」と声をかけながら、両足のひざをやさしくつかみます。
④しり
お尻を揺らしながら(首すわり前の時期はさする位にするとよいかもしれません)「しりしりしり~!」と声をかけます。
足の先からだんだんと上っていくのを楽しみながら、声かけに抑揚をつけてみたり、工夫してみましょう。
触り方をマッサージのようにしてみたり、こちょこちょ遊びにしてみたり、月齢が大きくなってきても体の成長に合わせていろいろなバリエーションで遊べるわらべうたです。
今回は二つのふれあい遊びを紹介しました。ぜひ試してみてくださいね。